地域密着型で活動する中小企業診断士のブログ

2015年4月 中小企業診断士登録 2016年9月 生まれ育った島田市にて独立開業 地域密着型で活動をしています。 ブログを通じて情報展開や業務について記していきます。

先日、食品製造業の現場改善に行ってきました。

この会社の優れていると感じたところは、
『全ての従業員が立ち止まり、私の顔を見て「いらっしゃいませ!」とお辞儀をしたこと』
です。

ここまで徹底している会社はこれまでなかったため、社長に理由を聞いてみました。

社長曰く、
「5年前くらいはお客様に挨拶できる従業員はいなかった!」
「お客様に指摘されてから、従業員にも教育を行い評価にも反映するようにした。」
「評価も直属上司と評価委員で会議を行い、そこに社長も参加し最終的に評価し面談で意見をシェアしている。」

と言っていました。

最後には、
「従業員は社長が自分たちのことに時間を使っているかを見ているから、自分も従業員のために生産的ではないこともやる!」
と言っていました。

この社長は
「自分は利益の出る仕事をとってくるのが仕事で、従業員はキッチリ利益を出すのが仕事だ」
とも言っていました。

この会社に限らず、
「忙しさに負けずに、やると決めたことを徹底してやる会社は強い」
と考えます。



最近、製造現場の改善業務を任していただける機会が増えてきている。
改善内容は、SQCD(安全・品質・原価・納期)と様々である。

その業務において、私が最も気をつけていることは「5ゲン主義」である。
日々の生産現場を知らない外部専門家だからこそだ。

「5ゲン主義」とは、「現地」「現物」「現実」「原理」「原則」の頭文字をとっている。

「現地」に行き、「現物」を見て、「現実」の話をする。
改善にあたっては、「原理」「原則」に則って行う。


これができていない会社は意外に多いと考えている。
会議室にこもって想像で話をするよりも、現地でその場で話し合い意見をまとめ上げる。

踊る大捜査線の青島刑事の名言のように、
「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!」
全くその通りだと私は考える。

「財を遺すは下、仕事を遺すは中、人を遺すは上」
最近、この言葉がずっと胸に響いている。

「どうやって自分のノウハウを伝えるか?」

現在のその結論は…
机上で話を聞いているだけではダメだということ。

「現地・現物・現実・原理・原則」の5ゲン主義に則って
現場を見て、これまでの経験・知識から第三者として意見をする。
これがお客様に求められている。

そして、人を遺すためには「専門家派遣」で終わらないように結果を出すこと。
お客様と長期にわたり改善を進めていく。
これが「人づくり」に繋がる。

これがまだまだ出来ていない。
当事務所の課題である。

 

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